フィルタを使った球

フィルタを使って、背景の写りこんだきれいな玉を作ることができます。
背景にする画像次第で金属球みたいだったり、ビーダマっぽいのも作れますねー。

*ビー球っぽいの
元画像を用意します。
何でもいいんですが、配色の綺麗なのの方が良いでしょうね。
今回は、てきとーに色を塗った画像を使ってみます。
この画像は、縦横200ピクセルの正方形です。
正方形じゃないときは、正方形に切り抜いて置いてください。

(この画像の、水滴のようなのは、L-Paintを使いました。)


フィルタの変形→極座標を適用します。















オプションの、「極座標を直交座標に」を選んでOKをクリック。


イメージ→回転→上下に反転をします。












こんな風に画像がひっくり返ります。
そしたら、また、フィルタの変形→極座標を適用します。

今度は、「直交座標を極座標に」を選んでOKします。

丸くなりましたよね♪


楕円形選択ツールでスタイルを固定にし、幅、高さを、実際の画像より少し小さくして設定します。
今は1辺200ピクセルなので、195ピクセルに固定。
画像をクリックして、選択範囲を作ります。










ここで、好みですが、輪郭をソフトにしたかったら、選択範囲→境界をぼかすで、1〜2ピクセルぼかしてもいいです。
Ctrl+Cして、ファイル→クリップボードから新規作成するか、そのままどこかに貼り付ければ、ビー球の出来上がり。
ボケブラシでテカリを入れてみてもいいかもね。

背景が白以外で使うなら、テカリを入れてから切り抜いた方がいいですね。
テカリが輪郭からはみ出しますから。

元画像を変えると雰囲気が変わります。いろいろ試してみてね。
   

*金属球、シャボン玉っぽく
しゃぼん玉っぽくするなら、出来上がりを切り抜くときに境界線を1〜2ピクセルぼかす、全体の透明度を80%くらいに下げる、などしたほうが良いかも。
で、選択範囲を縮小して、選択範囲の境界をぼかし(ぼかし幅は大きめのほうがいいです)、Deleteして穴を開け、向こう側が透けてる感じに。
透明度を下げないで、この透ける穴が無ければ、周りが映りこんだ金属球になります。
フィルタ→描画→逆光なんかつけてみたり。





この場合、イラストより写真の方が良いです。
基本的な作り方は、途中まではフィルタでビー球を作るのとまったく一緒です。

作りたい写真から、真四角に切り抜きます。
やり方は切り抜きのページの、サイズを指定して切り抜くを見てください。
今は、200×200にしてみました。







それを、フィルタ→変形→極座標で、極座標を直交座標にチェックをいれて、OKします。











イメージ→回転で上下反転か、180度回転し、極座標フィルタで直交座標を極座標ににチェックを入れてOKします。
こうなりますね〜。
○の選択範囲でコピーして、元画像に貼り付ければ、周りの景色の写りこんだ金属球風の出来上がりです。
てか、まるきり、ただのフィルタで球なわけで;
空が多い画像の方が、白っぽい写りこみが金属っぽいかも。

これ、画質悪いので、いまいちですが;
シャボン玉にするなら、選択範囲したときに、境界をぼかすでちょっとぼかします。

で、コピーして、元画像に貼り付けします。

最初に切り抜いたときの、選択範囲の固定がまだ残ってる(200×200)と思います。
それで、球部分を選択範囲しちゃってください。
それから、選択範囲を変更→縮小で3分の1か4分の1ほど縮小します。続いて、選択範囲の境界をぼかすで、同じくらいか、ちょっと少なめくらいぼかします。
このへんは、いろいろやって、ベストを見つけてください。
今は、30縮小し、20ぼかしてみました。
で、Deleteキーを押します。
分かりにくいですが、選択範囲内が消えました。
Ctrl+dで選択範囲を解除。
少しレイヤーの透明度を下げても良いと思います。
テカリを足してみても良いかも。
出来上がり。